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フィブラート系薬剤とは?作用機序と副作用・構造式も

2022 5/17
フィブラート系
2022年5月17日2022年10月13日

フィブラート系薬剤は肝臓の核内受容体PPARαを活性化して、トリグリセリドの低下、HDLコレステロールの上昇の作用があります。

目次

PPARαとは

PPARはperoxisome proliferator-activated receptor(ペルオキソーム増殖剤活性化受容体)の略でステロイドホルモン受容体スーパーファミリーに属する核内受容体の1つで、α、β(δ)、γの3つの型が存在します。PPARαはその3つの型の1つで肝臓や心臓、消化管などの脂肪酸酸化の盛んな臓器に多く存在します。

PPARαに発現が制御されている分子種にはペルオキシソームβ参加の律速酵素であるアシルCoAオキシダーゼやミトコンドリアβ酸化系の律速酵素中鎖アシルCoAデヒドロゲナーゼ、リポタンパクリパーゼなど、脂肪酸代謝に関係した分子種が多いです。

また、PPARαが活性化されることにより、遺伝子の転写が増加します。具体的には下図の下線や太い矢印のような部分がPPARαの活性化によって転写が増加します。

肝細胞における脂肪酸代謝

信州医誌,56(6):347~358,2008より引用

選択的PPARαモジュレーター(一般名:ペマフィブラート)

フィブラート系薬剤の中でペマフィブラートのみが該当します。選択的PPARαモジュレーターは英語でSelective Peroxisome Proliferator-activated receptor-α modulatorといい、SPPARMαとも略せます。

ペマフィブラートの製造販売会社は本薬以外のベザフィブラート系薬剤はいずれもPPARαに対する選択性が低いが、本薬は選択的かつ強力なPPARα活性化作用を有していると申請しています(一方、申請審査を行っているPMDAはin vitro試験ではそれを示す事が確認されているが、臨床試験で既存のフィブラート系薬剤との比較も踏まえて検討する必要があると言っています(審査報告書より))

副作用

過去に添付文書にはHMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)とフィブラートとの併用に関して、「原則禁忌」の項で「横紋筋融解症があらわれやすい」と注意喚起されていました。しかし、2018年(平成30年)に見直され、腎機能に異常が認められる患者での併用については、引き続き注意喚起を行ったまま(重要な基本的注意の項に移行)、原則禁忌が削除されました。

この変更は①欧米では一部例外を除き、スタチンとフィブラートの併用は可能とされていること、②動脈硬化性疾患の治療でスタチンとフィブラートの併用が臨床現場で求められている事もあり、日本動脈硬化学会より要望されて見直されました。

ステム

フィブラート系薬剤は「フィブラート:-fibrate」がステムになります。●●●●フィブラートとなっていたら、フィブラート系薬剤と判断できます。日本で発売されている薬には、一般名でクリノフィブラート、クロフィブラート、フェノフィブラート、ベザフィブラート、ペマフィブラートなどがあります。

構造式

各成分の構造式は次のようになっています(英名の太字+下線の部分はステムの部分です)。

クリノフィブラート
Clinofibrate
clinofibrate-image
クロフィブラート
Clofibrate
clofibrate-image
フェノフィブラート
Fenofibrate
fenofibrate-image
ベザフィブラート
Bezafibrate
bezafibrate-image
ペマフィブラート
Pemafibrate
pemafibrate-image

参考資料

・平成30年度第8回医薬品等安全対策部会安全対策調査会 審議品目 HMG-CoA還元酵素阻害薬とフィブラート系薬剤の原則併用禁忌について
・ペマフィブラート審査報告書

フィブラート系
fibrate フィブラート 脂質異常症 高脂血症
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