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第三世代抗うつ薬とは?SSRIの作用機序と副作用・構造式など

2022 7/23
SSRI
2022年7月23日2024年8月18日

SSRIは第三世代の抗うつ薬と類されます。SSRIはSelective Serotonin Reuptake Inhibitors(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の頭文字をとったものになります。読み方は「えすえすあーるあい」と読みます。海外では1980年代に開発されました(アメリカでは1988年にフルオキセチンが販売)。

目次

SSRIの作用機序

SSRIはモノアミン仮説に基づいて開発された薬です。モノアミン仮説では、強いストレス状態が常態化することにより、シナプス間隙のセロトニンやノルアドレナリンなどのモノアミン濃度が低くなり、うつ病を発症すると考えられています。

また、このシナプス間隙にあるセロトニンは放出されたほうのシナプスに発現しているセロトニントランスポーターに再取り込みされて、結果、シナプス間隙中のセロトニン濃度がさらに低下します。

SSRIでは日本語の分類名とおり、セロトニントランスポーターに特異的に結合し、セロトニンの再取り込みを選択的に阻害(ノルアドレナリンの再取り込みは阻害しない)、シナプス間隙のセロトニン濃度を上昇させ、抗うつ作用を示すという作用機序と考えられています。

モノアミン仮説について詳しくは以下の記事を参照ください。神経新生仮説などについても記載しています。(記事の途中へリンクしています)
▼関連記事:うつ病とは?モノアミン仮説、海馬神経新生仮説など発症経過を図説|うつ病発症までの脳内の変化(モノアミン仮説)

三環系、四環系抗うつ薬との比較

三環系抗うつ薬はセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害し抗うつ作用を示しますが、アドレナリンα1受容体、ヒスタミンH1受容体、ムスカリン(mAch)受容体の遮断作用もあり、様々な副作用が起こりやすいです。
▼関連記事:第一世代抗うつ薬とは?三環系抗うつ薬の作用機序と副作用・構造式など
▼関連記事:第二世代抗うつ薬とは?四環系抗うつ薬の作用機序・副作用・構造式など

一方、SSRIはセロトニントランスポーターへの選択性が高く、アドレナリンα1受容体、ヒスタミンH1受容体、ムスカリン(mAch)受容体への遮断作用がない事が特徴の1つです。その為、三環系、四環系抗うつ薬のような副作用が少ないです。

また、三環系、四環系抗うつ薬と比較しても、セロトニンの再取り込み阻害作用が強いことも特徴です。半減期も長く、1日1回の投与が可能になっています。

SSRIの副作用

上述の通り、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬と比較すると副作用は少ないです。ただ、以下のような副作用などが報告されています。

副作用
消化器症状吐き気、下痢、嘔吐、便秘、口渇など
精神神経系症状眠気、めまい、ふらつき、頭痛、不随意運動など

また、頻度はまれではありますが、セロトニン症候群と呼ばれる副作用が出現することがあります。

セロトニン症候群とは

抗うつ薬などのセロトニンに関する作用をもつ薬の服用時に現れる副作用で、服薬後数時間以内に症状が現れることが多いです。また服薬の中止で通常24時間以内に消失します。以下のような副作用があります。

副作用
精神症状不安、混乱、いらいら、興奮、動き回るなど
神経・筋症状手足が勝手にぴくぴく動く、震える、体の硬直など
自律神経症状発汗、発熱、下痢、脈拍上昇など

ごくまれに40℃以上の高熱が続き、横紋筋融解症、腎不全などの重篤な症状により命の危険にさらされることもあります。

離脱症状

神経系の薬に多いのですが、継続的な服薬の中止・中断による離脱症状と呼ばれる副作用に似た症状が現れることがあります。

症状としては、めまい、頭痛、発汗、吐き気、不眠、感覚異常、性機能障害、金属音のような「シャンシャン」という耳鳴りや電気が流れるような「ピリピリ」とした痺れる感覚などがあります。

離脱症状を和らげるために、通常服薬を中止・中断したり、薬を切り替える際は段階的に服薬量を下げていき(減薬)、最終的に服薬量を0にするようにすることが多いです。

ただ、離脱症状は患者さんによるところが大きく、このように慎重に服薬量を下げていっても、離脱症状の程度は人によります。

また、たくさんの医師、製薬会社により啓蒙されているのですが、離脱症状は意に反して起こりますので、自己判断での服薬中止は行わず、医師と相談しながら計画的に減薬・中止を行うことが強く勧められています。

ステム

SSRIのステムを示すわけではありませんが、フルオキセチン系抗うつ薬を示す-oxetineなどがあります。

フルオキセチンとは?

フルオキセチンは化合物の名前で以下のような構造をしています。

フルオキセチン塩酸塩
Fluoxetine Hydrochloride
(先発医薬品名:Prozac(※:日本未承認薬))
フルオキセチン塩酸塩構造式画像

構造式

各成分の構造式は次のようになっています(英名の太字+下線の部分はステムの部分です)。

エスシタロプラムシュウ酸塩
Escitalopram Oxalate
(先発医薬品名:レクサプロ)
エスシタロプラムシュウ酸塩構造式画像
セルトラリン塩酸塩
Sertraline Hydrochloride
(先発医薬品名:ジェイゾロフト)
セルトラリン塩酸塩構造式画像
パロキセチン塩酸塩水和物
Paroxetine Hydrochloride Hydrate
(先発医薬品名:パキシル)
パロキセチン塩酸塩水和物構造式画像
フルボキサミンマレイン酸塩
Fluvoxamine Maleate
(先発医薬品名:ルボックス、デプロメール)
フルボキサミンマレイン酸塩構造式画像

参考

・Prozac|添付文書(米国)
・レクサプロ|インタビューフォーム
・ジェイゾロフト|インタビューフォーム
・パキシル|インタビューフォーム
・ルボックス|インタビューフォーム
・セロトニン症候群|PMDA

SSRI
SSRI うつ 第三世代
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