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非定型/定型抗精神病薬とは?その作用機序と副作用・構造など

2022 8/07
抗精神病薬
2022年8月7日2023年2月12日

抗精神病薬は統合失調症の治療に用いられる薬ですが、大きく分けて定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬に分けられます。

統合失調症などについては以下の記事をご参照ください。
▼関連記事:抗精神病薬とは?精神病ってあるの?

目次

定型抗精神病薬

統合失調症治療薬として初期に開発された成分が多いです。主に陽性症状を軽減します。ノチアジン系、ブチロフェノン系、ベンザミド系、イミノジベンジル系などがあります。

定型抗精神病薬の作用機序

ドパミンD2受容体を強力に遮断する事により、陽性症状を軽減します。ただ、錐体外路症状や高プロラクチン血症などの副作用を発現することがあり、患者さんのQOL低下の可能性が高い薬剤でもあります。

非定型抗精神病薬

統合失調症として初期以降に開発された成分が多いです。陽性症状を軽減するだけでなく、陰性症状も和らげます。セロトニン・ドパミン遮断薬(SDA)、多元受容体作用抗精神病薬(MARTA)、ドパミン受容体部分作動薬(DPA)、セロトニン・ドパミンアクティビティモジュレーター(SDAM)などがあります。

非定型抗精神病薬の作用機序

多くの非定型抗精神病薬は中脳辺縁系のドパミンD2受容体を遮断し、陽性症状を軽減します。また、主にセロトニン5-HT2A受容体を遮断し、陰性症状を和らげます。また、このセロトニン5-HT2A遮断作用によって、錐体外路症状や高プロラクチン血症などの副作用を軽減します。

セロトニン・ドパミン遮断薬(SDA)

セロトニン・ドパミン遮断薬(SDA:serotonin dopamine antagonist)はD2受容体だけでなく、5-HT2A受容体遮断作用も有します。

SDAのステム

SDAのステムはリスペリドン系抗精神病薬を示すステムが-peridone、セロトニン受容体拮抗薬を示すステムが-anserin、ブスピロン系抗不安薬を示す-spironeとなっています。

SDAの構造式

各成分の構造式は次のようになっています(英名の太字+下線の部分はステムの部分です)。

パリペリドン
Paliperidone
(先発医薬品名:インヴェガ)
パリペリドン構造式画像
ブロナンセリン
Blonanserin
(先発医薬品名:ロナセン)
ブロナンセリン構造式画像
ペロスピロン塩酸塩水和物
Perospirone Hydrochloride Hydrate
(先発医薬品名:ルーラン)
ペロスピロン塩酸塩水和物構造式
リスペリドン
Risperidone
(先発医薬品名:リスパダール)
リスペリドン構造式画像

多元受容体作用抗精神病薬(MARTA)

多元受容体作用抗精神病薬(MARTA:multi-acting receptor targeted antipsychotics)は複数のドパミン受容体(D2,D3,D4,D5)、5-HT2受容体、ムスカリン(mACh)受容体、H1受容体、α1受容体など、多数の標的受容体に対して作用します。

MARTAのステム

MARTAのステムは三環系化合物を示す-apineになります。

MARTAの構造式

各成分の構造式は次のようになっています(英名の太字+下線の部分はステムの部分です)。

アセナピンマレイン酸塩
Asenapine Maleate
(先発医薬品名:シクレスト)
アセナピンマレイン酸塩構造式画像
オランザピン
Olanzapine
(先発医薬品名:ジプレキサ)
オランザピン構造式画像
クエチアピンフマル酸塩
Quetiapine Fumarate
(先発医薬品名:セロクエル)
クエチアピンフマル酸塩構造式画像
クロザピン
Clozapine
(先発医薬品名:クロザリル)
クロザピン構造式画像

ドパミン受容体部分作動薬(DPA)

ドパミン受容体部分作動薬(DPA:dopamine partial agonist)はドパミン機能系を安定化させます。アリピプラゾールが該当します。ドパミンD2受容体、ドパミンD3受容体の部分作動薬(partial agonist)として作用します。部分作動というのは、DPAがドパミン受容体に結合することにより、ドパミンによる神経伝達が過剰な時は一部を伝達し、神経伝達を安定化させ、逆にドパミンによる神経伝達が低下している時は受容体に結合して刺激し、神経伝達を安定化させます。

DPAのステム

DPAのステムはフェニルピペラジン系向精神薬を示す-piprazoleとなります。

DPAの構造式

アリピプラゾール
Aripiprazole
(先発医薬品名:エビリファイ)
アリピプラゾール構造式画像0

セロトニン・ドパミンアクティビティモジュレーター(SDAM)

セロトニン・ドパミンアクティビティモジュレーター(SDAM:Serotonin-Dopamine Activity Modulator)はドパミンD2受容体、セロトニン5-HT1A受容体、セロトニン5-HT2A受容体に強く結合します。

ブレクスピプラゾールが該当します。セロトニン 5-HT1A受容体及びドパミンD2受容体に強く結合して部分アゴニストとして働き、セロトニン 5-HT2A受容体に対しても強く結合してアンタゴニストとして作用します。

SDAMのステム

SDAMのステムはDPAと同じく、フェニルピペラジン系向精神薬を示す-piprazoleとなります。

SDAMの構造式

ブレクスピプラゾールの構造式は次のようになっています(英名の太字+下線の部分はステムの部分です)。

ブレクスピプラゾール
Brexpiprazole
(先発医薬品名:レキサルティ)
ブレクスピプラゾール構造式画像

参考文献

各製品インタビューフォーム

抗精神病薬
DPA MARTA SDA SDAM 定型抗精神病薬 非定型抗精神病薬
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