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不眠症とは?その原因と治し方・治療薬

2022 8/14
睡眠薬
2022年8月14日2023年3月10日
不眠症eyecatch画像

不眠症には、いくつか種類がある事をご存じでしょうか?一般的な感覚だと不眠症は「眠りたいのに眠れない。それが病気としてずっと続く」という感覚が強いと思います。しかし、「眠りたいのに眠れない」と一言で言ってもそのタイミング、また眠れてもぐっすり眠れた満足感がないことも不眠症の一つになっています。

目次

不眠の種類

不眠にはいくつか種類があり、以下のようなものがあります。

種類症状
入眠障害寝つきが悪い
中途覚醒眠りが浅く夜中に何度も目が覚める
早朝覚醒早朝に目が覚め、二度寝ができない
熟眠障害ある程度の時間眠ってもぐっすり眠れたという
満足感が得られない。寝た気がしない

不眠症の定義

不眠症の定義はDSM-5(※)によると、①不眠の症状がある事、②昼間の生活に支署があること、③不眠症状が3カ月以上続いている事。となっています。ただし、日本神経治療学会の資料によると

不眠症状から熟眠障害が除外された点に注意が必要である。その理由は明確には記載されていない。おそらく、熟眠障害のみが単独で現れることは希であること。定量化が困難であること。慢性疲労との境目が不明瞭であることなどがその理由であろうと推測される。

標準的神経治療:不眠・過眠と概日リズム障害(日本神経治療学会)

とあり、不眠症の中でも熟眠障害のみでは不眠症とは言えないことが示唆されています。

(※)精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders,fifth-edition)

アメリカ精神医学会により出版された精神障害の診断基準などが掲載されているものの第5版。日本でも用いられている。病院によってはWHOのICD-11が診断基準として採用されている。

不眠症の治療

不眠症の原因は様々です。そのため、治療方法も色々あります。日本睡眠学会の「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドラインでは以下のような治療アルゴリズムが提示されています。

睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドライン(日本睡眠学会)
睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドライン(日本睡眠学会)より

不眠症治療薬の種類

睡眠薬にはベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系、メラトニン受容体作動薬などがあります。また、その作用時間の長短によって「超短時間作用型」、「短時間作用型」、「中間作用型」、「長時間作用型」と区別されます。

分類一般名先発医薬品名作用時間半減期
(hr)
メラトニン受容体作動薬ラメルテオンロゼレム超短時間
作用型
1
非ベンゾジアゼピン系ゾルピデムマイスリー2
ゾピクロンアモバン4
エスゾピクロンルネスタ5~6
ベンゾジアゼピン系トリアゾラムハルシオン2~4
オレキシン受容体拮抗薬スボレキサントベルソムラ短時間
作用型
10~11
ベンゾジアゼピン系エチゾラムデパス6
ミダゾラムドルミカム4~10
ブロチゾラムレンドルミン7
リルマザホンリスミー10
ロルメタゼパムエバミール
ロラメット
10
エスタゾラムユーロシン中間
作用型
24
ニトラゼパムベンザリン
ネルボン
28
フルニトラゼパムサイレース24
クアゼパムドラール36
ハロキサゾラムソメリン長時間
作用型
85
フルラゼパムダルメート65

睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドラインより作成・一部改変

入眠困難な患者さんには半減期の短い睡眠薬を、睡眠の維持が困難(中途覚醒、早朝覚醒)な患者さんには半減期の長い睡眠薬の使用が推奨されています。睡眠時間帯が(自然な眠気が訪れる時間帯)が社会的に望ましい時間帯よりもずれているリズム異常の不眠症の場合には、メラトニン受容体作動薬が第一選択薬になります。

その他に、抗ヒスタミン薬などがあります。また、現在は睡眠薬としてほとんど使われていませんが、依存性の強い非バルビツール酸系、バルビツール酸系睡眠薬も用いられていました。

ベンゾジアゼピン系

ベンゾジアゼピン系の薬は種類が多くあり、その作用も多くあります。例えば、不安や緊張を緩和する作用や、眠気を催す作用(催眠作用)、筋肉をほぐす作用(筋弛緩作用)があり、それぞれの薬でそれぞれの作用の強弱が異なります。

ベンゾジアゼピン系薬物の中でも催眠作用が強いものが睡眠薬として用いられます。

▼関連記事:ベンゾジアゼピン系睡眠薬とは?作用機序と副作用・構造式も

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

ベンゾジアゼピン系および非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の間で短期的効果には大きな差はありません。ただ、長期服用時の効果の持続性は非ベンゾジアゼピン系睡眠薬のみで示されています。これはベンゾジアゼピン系睡眠薬が耐性を形成してしまうことによるものです。

▼関連記事:非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

メラトニン受容体作動薬

2022年10月現在、ラメルテオン(先発医薬品名:ロゼレム)とメラトニン(先発医薬品名:メラトベル)が該当します。メラトニン受容体作動薬はメラトニン受容体に作用し、睡眠中枢を優位に導くことで睡眠を誘発します。

オレキシン受容体拮抗薬

2022年10月現在、レンボレキサント(先発医薬品名:デエビゴ)とスボレキサント(先発医薬品名:ベルソムラ)があります。オレキシン1受容体、オレキシン2受容体を阻害する事により、覚醒を抑制し正常な睡眠を促します。

参考文献

・e-ヘルスネット
・標準的神経治療:不眠・過眠と概日リズム障害(日本神経治療学会)
・睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドライン(日本睡眠学会)

睡眠薬
不眠症 中途覚醒 入眠障害 早朝覚醒 熟眠障害
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